季節の変わり目、体調不良と向き合うリハビリの現場

こんにちは、変わる介護のOT(子供7人を育てる30代)の岩崎です。
今日は、施設での興味深い出来事についてお話ししたいと思います。

目次

今日の入居者様の様子

梅雨が明けて夏本番を迎えようとするこの季節の変わり目、施設内で体調不良を訴える入居者様が多くなっています。

特徴的だったのは、風邪やコロナの症状が
あるわけではないのに、「なんか調子が悪い」
と曖昧な表現で体調不良を訴える方が多かったことです。

しかも岩崎の担当する
入居者様の50%から
同様の訴えが聞かれました。

このような状況下で、
通常のリハビリを積極的に行うことは難しく、
体調不良を訴える入居者様には
ベッド上でのリハビリの実施となりました。

天候と季節の影響

今日の朝まで雨が降っていましたが、
午後からは晴れ間が見えました。

急激な天候の変化や季節の移り変わりは、
私たちの体調に
大きな影響を与えることがあります。

入居様から体調について
話が聞かれる時に見落としてはいけないのは
入居者様の『行動』や『ちょっとした変化』
などの言葉にしない部分です。

体調不良の原因を探る

明確な根拠はありませんが低気圧の影響が
体調不良の一因となっている可能性があります。

頭痛などの具体的な症状はなくても、
気圧の変化に敏感な方々にとっては、
体調の変化を感じやすい時期なのかもしれません。

他にも岩崎が重要視しているのは行動です。

・いつもより動きが緩慢
・発話量が少ない
・体が伸びきらない
・会話のレスポンスが遅い
・なんとなく普段より元気がない

一つ一つは小さな変化でも、
入居様の行動を観察するようにしています。

リハビリ職としての対応

このような状況下で、
私たちリハ職はどのように対応すべきでしょうか。

まず、個々の入居者様の状況を
丁寧に観察することが大切です。

先ほどのように小さな変化を見落とさず
「なんか調子が悪い」
という曖昧な訴えに対して、
具体的にどこがどのように不快なのかを慎重に聞き取ります。

環境調整

季節の変わり目は
室温や湿度の管理が特に重要です。
エアコンの設定温度や換気の頻度を適切に調整し、
快適な環境作りを心がけています。

エアコンに関しては以前にも
記事にまとめているの以下の記事もどうぞ。

当日のリハビリ

当日のリハビリ提供にも柔軟な調整が必要です。
今日のようにリハビリをベッド上で行うなど、
その日の体調に合わせて
活動内容を調整することが大切です。

無理をせず、できる範囲で活動を維持することを目指します。

脱水や熱中症

この時期は脱水症状や熱中症、
再び流行っているコロナ感染など
体調不良時は特に注意が必要です。

こまめな水分補給を促しつつ、
施設職員さんとも状況を共有し、
すぐに対応できるようにしています。

精神的なサポート

体調不良は精神的にも負担になります。
入居者様の話をよく聞き、
不安を和らげるような声かけを心がけています。

最後に、体調の変化を細かく記録し、
スタッフ間で情報を共有することが重要です。

必要に応じて
施設スタッフさんとの連携も行います。

まとめ

季節の変わり目は誰もが
体調の変化を感じやすい時期です。

私たちリハ職も自身の体調管理に気をつけながら、
入居者様一人ひとりに寄り添った
リハビリを心がけていきたいと思います。

皆さんも、季節の変わり目には
ご自身やご家族の体調管理に
特に気をつけてくださいね。

それではまた!

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