【作業療法士の本音】選ばれなかった悔しさから学んだ5つのこと

みなさん、こんにちは!
子供7人を育てる30代フリーランスの作業療法士、岩崎です。

今日は、正直すごく悔しかった出来事について
赤裸々に話そうと思います。

この経験から学んだ5つのことを、
みなさんと共有できたらいいなと思います。

目次

衝撃の出来事:選ばれなかった現実

ある日、担当していた入居者様の
サービスが見直されることになりました。

そこで衝撃の事実が…
なんと、自分の名前が残る
セラピストの候補に入ってなかったんです!

しかも、驚いたことに、
直接サービスを提供してない人の名前が
セラピスト候補に入っていました。

正直、この時の気持ちは「マジかよ…」の一言です。

めちゃくちゃショックで、悔しくて、
自信がガタガタに崩れる思いでした。

「自分はちゃんとやってきたはずなのに…」
「もしかして、私の技術が足りないのかな?」
「何が足りなかったんだろう…」

そんな思いが頭の中をぐるぐる回っていました。

でも、この悔しさをバネに、いろいろ考えました。
悔しいというだけではなく、そこから学ぶことにしました。

今日は岩崎の選ばれなかったエピソードから
学んだ5つのこと、皆さんに共有します。

学んだこと その1:相手の立場で考える

「技術があれば選ばれる」

そう思ってた自分が恥ずかしくなりました。

大切なのは、その技術を
どう使うかってことだったんです。

入居者様の立場に立って考える。
当たり前だけど、これが一番難しい。

例えば、ある日の出来事。
いつもは「おはよう」って
元気に挨拶してくれる方が、
その日は「痛い」としか言わなくて。

そんな時、以前の私なら
「痛みを取るためのエクササイズをしましょう」
って、すぐに技術的なアプローチをしていたかも。

でも、本当に必要だったのは、
まず「痛いんですね。どんな風に痛いか、
もう少し教えてもらえますか?」

って、じっくり話を聞くことだったんです。

相手の気持ちに寄り添う。
これって、技術以上に大切なんだって気づきました。

学んだこと その2:言葉選びの重要性

専門用語をペラペラ喋っても、
相手には伝わらない。

「なるほど!」って思ってもらえる言葉で
説明することの大切さを痛感しました。

例えば、「関節可動域訓練を行います」
なんて言っても、入居者様にはピンときません。

代わりに、「腕をゆっくり動かして、
動きやすくなるお手伝いをしますね」
って言えば、ずっと分かりやすいですよね。

専門知識は大切。

でも、それを相手に伝えるときの
言葉選びはもっと大切。

これからは、相手が「なるほど!」って
思えるような説明を心がけようと思います。

学んだこと その3:効果の見える化

「こうすれば良くなります」
そう言うだけじゃダメでした。

その場で少しでも変化を感じてもらう。
これが信頼につながるんだと気づきました。

例えば、肩の動きが悪い方に
ストレッチを教えるとき。

「これをやれば肩が楽になりますよ」

って言うだけじゃなくて、
その場でちょっとやってもらって、
「どうですか?少し楽になりました?」
って確認する。

小さな変化でも、それを実感してもらえれば、
「あ、これ効果あるかも!」って思ってもらえる。

そうやって、一つずつ信頼を積み重ねていく。
これが大切なんだって、今回つくづく感じました。

学んだこと その4:長期的な視点を持つ

目の前のリハビリだけじゃなく、
その人の人生全体を考えながら関わる。

この視点が欠けてたなって、
今回つくづく感じました。

例えば、「歩けるようになりたい」
って目標を持っている方がいたとします。

以前の私なら、「よし、歩行訓練頑張りましょう!」
ってすぐに訓練を始めていたかも。

でも、本当に大切なのは
「なぜ歩けるようになりたいのか」を
理解すること。

「孫の運動会を見に行きたい」
「庭の手入れがしたい」

そんな思いがあるかもしれない。

その思いを大切にしながら、
長期的な目標を立てる。

そして、その目標に向かって
一緒に頑張っていく。

これが本当の意味での支援なんだって、
今回の経験で学びました。

学んだこと その5:家族との連携強化

入居者様だけじゃなく、
家族の方ともしっかりコミュニケーションを取る。

実は、選ばれたセラピストは
家族との関わりがすごく良かったんです。

ここに大きなヒントがありました。
家族の方は、入居者様の日々の様子を
一番よく知っている人。

「最近、食事の時の姿勢が悪くなってきた」
「夜、よく咳をしている」

そんな情報を教えてもらえると、
より適切なケアができるんです。

逆に、リハビリでの様子や
小さな進歩なども、
家族の方に伝えていく。

そうやって、入居者様を中心に、
家族とセラピストが
チームとなって支援していく。

これが、本当の意味での「選ばれる理由」
なんだって、今回気づきました。

まとめ

この悔しい経験から、新しい目標ができました。

「選ばれる理由のある作業療法士になる」
技術や知識はもちろん大切。

でも、それ以上に大切なのは、
その人の人生に寄り添い、
本当の意味で役立つ存在になること。

これからは、入居者様や家族の方の
心の声にもっと耳を傾けて、
本当に必要とされることを
丁寧に探っていきたいと思います。

正直、まだ悔しい気持ちは残ってます。

でも、この経験のおかげで、
自分の弱点がはっきりわかりました。

みなさんも、仕事で「えっ、私じゃないの?」って
思うことがあるかもしれません。

そんな時は、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
きっと、次につながるヒントが見つかるはずです。

最後に、作業療法士として
大切にしたいことをまとめてみました。

1. 相手の立場に立って考える
2. 分かりやすい言葉で説明する
3. 小さな変化も見逃さず、共有する
4. 長期的な目標を見据えて支援する
5. 家族とのコミュニケーションを大切にする

これらを日々の仕事の中で
実践していきたいと思います。

みなさんの仕事にも、
何か参考になることがあれば嬉しいです。

それではまた!

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