【転倒後の対応】リハビリ担当者が行う転倒対策

みなさん、こんにちは!
子供7人を育てる30代フリーランスの作業療法士、岩崎です。

今日は、ご家族の皆様が
最も心配されているであろう
「転倒」について、お話しします。

目次

▼転倒のリスクと不安

お年寄りの転倒は、本当に心配ですよね。
特に以下のような状況だと、不安も大きくなります。

・認知症の症状がある 
・車椅子を使用している 
・日常生活動作に介助が必要 
・物事を覚えるのが難しい 
・過去にベッドサイドで転倒したことがある

正直、こんな状況を聞くと「大変だな」と思います。
でも、こういう時こそ私たち専門職の出番なんです!

▼私たちの対応:5つのステップ

転倒が起きたら、こんな風に対応します。

1.状況の把握と再評価 何が起きたのか、しっかり調べます。身体能力や認知機能も再チェック。
2.環境調整 転倒のパターンを分析して、安全な環境づくりを行います。
3.個別カスタマイズ ここが一番大切!その人に合わせた対策を考えます。

例えば、手で体を押して立ち上がるのが得意な方なら

・ベッドの高さを少し低めに 
・ベッドサイドに肘掛け付きの椅子を置く 
・滑り止めマットを敷く 
・壁に折りたたみテーブルを設置

こんな風に、その方の「得意」を活かした環境づくりをします。

多職種連携 一人で抱え込まず、チームで対応します。
看護師さんや介護職員さんと情報共有して、
ご家族にも協力をお願いすることも。

フォローアップとしては
対策を立てて終わりじゃありません。

定期的に再評価して、必要なら修正します。

▼ご家族様へのお願い

実は、入居者様の生活歴や好みを
一番よく知っているのは、
ご家族の皆様なんです。

こんなことを教えてもらえると嬉しいです。

・自宅での生活習慣や好み 
・過去に転倒しそうになった経験や、それを防いだ工夫 
・ご本人が好きな活動ややりがいを感じていたこと

この情報があると、
もっと効果的な対策が立てられるんです。

▼まとめ

転倒予防は大切ですが、
過度な制限で生活の質が
下がってしまうのもよくありません。

私たちの目標は、安全を守りつつ、
できる限り自立した、
その人らしい生活を送ってもらうこと。

そのために、ご家族の意見やリクエストも大切にしています。
何か気になることがあれば、遠慮なく言ってください。

一緒に、大切な入居者様の安全で
快適な生活を支えていきましょう。

これからもよろしくお願いします!
何か質問や相談があったら、いつでも声をかけてくださいね。

それではまた!

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