【公開】入居者様の「立ちたい」を叶えるアプローチ

みなさんこんにちは!
変わる介護の子供7人を育てる30代OTの岩崎です。

今日のテーマは
【公開】入居者様の「立ちたい」を叶えるアプローチ】
です。

今日は入居者様の
「立ちたい」
という願いに対する、
私たちの評価・対応方法についてお話しします。

本記事を最後まで読んでもらうことで

・トップダウン方式の評価アプローチの利点 
・具体的な評価フローの手順 
・科学的根拠に基づいたアプローチの妥当性

が分かります。

ぜひ最後までご覧ください!

目次

▼なぜアプローチ方法を学ぶの?

みなさん、入居者様から
「立ちたい」って言われたとき、
どうしてますか?

僕も最初は「はい、じゃあ立ちましょう」って
単純に立たせようとしてました。

でも、それだと転倒リスクが高かったり、
うまくいかないことが多かったんです。

そこで、変わる介護では
「立ちたい」という立位までの
アプローチ方法について言語化しました。

これがすごくいいんです!

▼変わる介護のアプローチとは? 

簡単に言うと、
「トップダウン方式」で、
非常にシンプル!

立ちたいと希望を出された方には
以下の手順で立位を評価します。

1.まず立ってもらう(安全確保した上で)
2.問題があれば、そこから掘り下げていく

    細かい評価から始めるんじゃなくて、
    実際の動作から見ていくんです。

    ▼具体的な評価の流れ

    安全に立てるまでの流れを
    以下のように整理しました。

    1.座ってる姿勢をチェック
    2.立ってもらう(安全第一!)
    3.立った時の姿勢、バランス、関節の動き、不安感をチェック
    4.立てるか立てないかで次の対応を決める
    5.必要なら詳しい評価
    6.リハビリプランを立てる
    7.実行して経過観察
    8.他の職種とも情報共有

    この流れに沿って進めるだけで、
    立位評価からプログラムまで考えることができます。

      ▼何を見るの?

      立ってもらった時、特に注目するのは4つ!

      ・姿勢
      ・グラグラしてないか(バランス)
      ・関節の動き
      ・怖がってないか(心理面)

      これらをチェックするだけで、
      その人の状態がよくわかるんです。

      ▼なぜこの方法がいいの?

      一言で言うと以下のようなメリットがあります。

      1.時間が限られてる中で効率的
      2.実際の生活に即した評価ができる
      3.スタッフみんなが同じ基準で評価できる

        ▼このアプローチの妥当性

        実は、これらの介入方法には
        科学的根拠があるんです。

        2019年の研究によると、
        トップダウンアプローチは
        従来のボトムアップアプローチよりも
        効果的だそうです[1]。

        特に高齢者のリハビリでは、
        実際の動作から評価を始めることで、
        より現実的で効果的な
        プログラムが立てられるんだとか。

        ▼まとめ

        この記事では変わる介護で実際に行っている
        「立ちたい」
        という入居者様の要望に対する
        評価アプローチについて書いてきました。

        ・トップダウン方式で実際の動作から評価を始める
        ・姿勢、バランス、関節の動き、心理面を重点的にチェック
        ・効率的で実践的、かつ科学的根拠に基づいたアプローチ

        みなさんも、
        ぜひ試してみてください! 

        それではまた!

        参考文献
        [1]Vas, Asha K; Luedtke, Anna; Ortiz, Eryn; Neville, MarshaAuthor InformationThe Indian Journal of Occupational Therapy 53(2):p 56-63, Apr–Jun 2021. | DOI: 10.4103/ijoth.ijoth_8_21

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