【現役PT/OT向け】リハビリ副業で失敗しない3つのコミュニケーション術

みなさんこんにちは!
変わる介護の岩崎です。

今日は、リハビリ職の副業で
大切なコミュニケーションについて
お話をします。

実は、厚生労働省の調査によると、
職場からの転職理由の約25%
コミュニケーションの問題なんです。

これって4人に1人が人間関係で
悩んでいるってことですよね。

岩崎も病院勤務時代、
後輩とのコミュニケーションで大きな失敗をした
経験があります。

でも、その経験があったからこそ、
今の働き方を見つけることができました。

本記事を最後まで読んで頂くことで

・コミュニケーションの失敗の原因が分かる
・失敗からの立ち直り方法が分かる
・職場で上司、部下がどのように動けばよいか分かる

コミュニケーションの悩みは
働く人、全員の悩みです。

今日は、特にリハビリ職が副業を始める時に
知っておくべき3つのコミュニケーション術を
お伝えします。

▼「自分は何ができるか」の視点を持つ

まず、コミュニケーションがうまくいかない時、
みなさんは何を考えますか?

「相手が悪い」
「もっと話を聞いてくれれば…」

岩崎も最初はそう思っていました。

病院勤務時代、
リハビリ部門で新人教育を
担当していた時のことです。

ある後輩との関係が、
どんどん悪くなっていきました。

最初は普通に挨拶を交わし、
笑顔で話せていたのに、
次第に「はい」「いいえ」だけの返事になり、
廊下で会っても目を合わせなくなってしまったんです。

その時の岩崎は、
「なぜ挨拶もできないんだ」
「もっと積極的に聞いてくれれば良いのに」
と、相手のせいにばかりしていました。

でも、ある時、
面談の中で思いがけない話を
聞きました。 

後輩が岩崎との会話を
避けるようになった理由。

それは岩崎の
威圧的な態度だったんです。

「先輩の指導が怖くて、質問できませんでした」
「声をかけられるのが怖かったです」

この言葉を聞いた時、
胸が痛みました。

なぜなら、自分に原因があるのに
相手のせいにしていたからです。

ここでコミュニケーションの最も大切な
視点を学ぶことができました。

それは相手のせいにしないで、
自分はどうなのか?という視点です。

この経験から、ようやく岩崎は
自分の態度を見直すようになりました。

・声のトーンを柔らかくする
・相手の表情をよく観察する
・「どう思う?」と意見を聞くようにする

こんな小さな変化かもしれません。
でも、この視点を持つだけで、
コミュニケーションは大きく変わります。

リハビリの現場では、
先輩・後輩の関係性が特に重要です。

だからこそ、「相手が悪い」という思考から抜け出し、
自分にできることを考えることが、
良い関係づくりの第一歩になるんです。

▼広い視点で考える

さて、自分の間違いに気づいたら次に考えるのは、
コミュニケーションが改善しないとき、
一番困るのは誰か?ということです。

答えは、患者様や入居者様です。

スタッフ間の関係が悪くなると、
必ず支援の質に影響します。

だからこそ、早めの改善が必要なんです。

実は、2019年の研究でも、
医療現場でのコミュニケーションエラーが
患者様のケアに直接影響を
与えることが分かっています。

私たちの仕事は、
誰かの人生に関わる仕事。

自分たちの人間関係の問題で提供する
サービスの質が変わっては大きな問題です。 

その為、人間関係がうまくいかない時には
「この問題を放置して、最も困るのは誰か?」
という視点に立つことが重要だと気づきました。

▼第三者の介入を効果的に活用する

最後は、第三者の活用についてです。

2019年の研究では、
興味深い結果が出ています。

内容は仲介者の存在によって、
コミュニケーションエラーが
約40%も減少したというものです。

変わる介護では、
代表の森さんが
この役割を担ってくれています。

LINEで日々、状況報告や記録のやり取りをしていて、
申し送りも欠かさず行います。

その時に間に入って、
すべてを把握してくれているのが
森さんなんです。

現場スタッフである私たちは、
目の前の入居者様がより元気になれるよう、
支えるケアから良くなるケアへと
支援することに集中できています。

これは、少人数制だからこそできる
細やかなフォローかもしれません。

たとえ対面で会う機会が多くなくても、
情報共有をしっかり行い、
必要な時にはすぐにフォローが入る。

この環境が、働きやすさにつながっているんです。

▼まとめ

今日お伝えした3つの
ポイントをもう一度確認しましょう。

・「自分は何ができるか」の視点を持つ
・大局的な視点で考える
・第三者の介入を効果的に活用する

副業を考えている方は、
ぜひこれらのポイントを
意識してみてください。

きっと新しい発見があるはずです。

それではまた!

参考文献
The importance of interprofessional communication in healthcare settings:
A systematic review (2019)
厚生労働省「令和3年雇用動向調査」

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次