みなさんこんにちは!
変わる介護の作業療法士、岩崎です。
今日のテーマは訪問リハビリの
頻度設定についてお話しします。
・訪問リハビリを始めたばかりで頻度設定に悩んでいる…
・入居者様に合わせた時間調整のコツを知りたい!
・保険と自費の違いが分からない…
上記のお悩みに回答していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
▼頻度設定の基本的な考え方
訪問リハビリの頻度や時間を決める際、
多くの方が「これで良いのかな?」と
悩まれると思います。
岩崎も最初は悩みました。
でも、実践を重ねる中で
大切なポイントが見えてきたんです。
今日はその大切な
3つのポイント
をお伝えしていきます。
▼ポイント1:入居者様の生活スタイルを第一に
例えば、こんなケースがありました。
外出の多い入居者様で、
最初は60分のリハビリを提案していました。
でも、その方は予定が多く、
外出する時間も大切にしたいとのこと。
そこで入居者様と話し合い、
サービス提供時間を
30〜40分程度に時間を調整。
これにより、
入居者様の生活リズムを
崩すことなく継続的な
支援ができました。
▼ポイント2:目標と現状のギャップを見極める
ある入居者様は、
当初、歩行能力の低下を心配されていました。
週1回60分で訪問し、
歩行練習を中心に行っていましたが、
実際の生活では、
自室での移動がしっかりできていたんです。
物を持って歩くこともできており、
当初心配していた移動能力の低下は
見られませんでした。
そこで、腰痛予防のメンテナンスを中心とした
45分のプログラムに変更。
30分では会話や体のケアを
しっかり行う時間が足りないため、
45分という時間設定に落ち着きました。
▼ポイント3:柔軟な対応が可能な自費の強み
変わる介護では
自費のリハビリサービスを提供しています。
保険サービスと比べると単価は高めですが、
その分、カスタマイズ性が高いんです。
自費のリハビリには以下のような特徴があります。
・時間の柔軟な調整が可能
・内容を細かく調整できる
・余暇活動など幅広い支援ができる
・食事の場所への同行など、多様なニーズに対応
このように、
入居者様のニーズに合わせて、
オーダーメイドの支援を
提供できることが強みです。
▼頻度・時間の変更はチームで判断
頻度や時間の変更を検討する際は、
必ずチームで話し合いを行います。
変更のきっかけは私たちからの提案が多いのですが、
その前に必ずチーム内で
「なぜ増やすのか」
「なぜ減らすのか」
という理由を明確にします。
例えば、ある入居者様の場合は、
・現在の状態の詳細な評価
・生活スタイルの変化の確認
・入居者様のニーズの再確認
・介護スタッフからの情報収集
これらの情報を総合的に判断し、
チームで合意を得てから
入居者様への提案を行います。
▼まとめ
訪問リハビリの頻度設定で大切なことをまとめると
・入居者様の生活スタイルを最優先
・目標と現状をしっかり見極める
・入居者様との対話を重視
これらのポイントを意識することで、
より効果的なリハビリを
提供することができます。
新人の皆さんも
はじめは不安かもしれません。
でも、入居者様としっかり対話を重ね、
その方に合った支援を探っていけば、
必ず道は開けます。
それではまた!