ケアリハとは?
介護の中にリハビリの知識と技術、考え方を取り入れることで「介護をする人と受ける人も前向きに・楽になる」をコンセプトにした自費サービスです。
要介護状態になった方も、リハビリの視点と技術で心身の機能を回復させる可能性を見出し、 生活動作とその支援を「最適化」することで、目的を実現するアプローチを行います。
ケアリハを始めたきっかけ
私は、高校生のときにホームヘルパー2級の資格を取得し、18歳で特別養護老人ホームに入職しました。自らの夢と情熱を胸に抱き、高齢者の生活を支える仕事に就いたものの、現実は期待とはかけ離れた日々でした…。
想像していたやりがいは見つからず、介護を受ける人たちは、後ろ向きな気持ちでいっぱいでした。また、現場では介護を提供する側/受ける側も身体を痛める事態に直面し正直、心が折れかけていました。
しかし、この現実が私に新たな道を開かせるきっかけとなります。
介護の現状を変えるべく、リハビリの学校に通い始めた私は、次の3つの方法を学びました。
・介護が必要な状態からでも回復する方法
・痛みを和らげる方法
・楽に動ける方法
これらの知識が介護を受ける人々に新たな希望をもたらし、次第に前向きな気持ちで日々を過ごせるようになりました。
私が学び、考えたことは、介護現場にリハビリの知識と技術を取り入れることで、「介護をする人も受ける人も楽になる」という新しいアイディアです。
介護とリハビリの融合で、日常での姿勢や動き、環境設定、介助方法をお互いに負担なく『最適化』できると確信しました。
「最適化」を実現するには、介護の専門性を深め、体系的な学びを提供できるセラピストの育成が不可欠です。その使命感を胸に、私はケアリハを創設しました。
変わる介護が目指す良くなるケア
私たち「変わる介護」は、通常の介護サービスの提供を超えた新しい形、「良くなるケア=ケアリハ」を推進しています。
この考え方は、介護とリハビリテーションの専門知識を組み合わせることにより、介護に関わるすべての人々の生活を最適化することを目指しています。
私たちはこの新しいアプローチを用いて、介護される人や介護する人にも、毎日が少しでも楽に、そして心地良く過ごせるように支援をしています。
私たちは良くなるケアの実現のため、3つの事業を運営しています。
「Care x Reha 自費リハビリ」
一般的なケアに加えて、個々のニーズに合わせたリハビリテーションプログラムを提供するもので、利用者一人ひとりの機能回復と維持をサポートします。ただのケアだけでなく、回復への道も提供することで、より質の高い生活を送る手助けをしています。
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「Care x Reha 研修企画」
介護職員やリハビリ専門職への研修を通じて、ケアリハの技術や理念を広め、介護の質の向上を図っています。
これにより、介護を提供するスタッフが自信を持って仕事を行えるようになり、結果として介護を受ける側の満足度も高まります。
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「Care x Reha コミュニティ運営」
介護とリハビリテーションに関する知識や技術を一般に広めるための様々なイベントを企画・運営しています。
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