みなさんこんにちは!
変わる介護の岩崎です。
今日は、集団体操の
実践報告についてお話しします。
- リハビリ職2名体制で、全体の一体感とその人に合う参加が同時に作れた
- 同じ運動でも座位/立位で負荷が変わり、自然に個別性が生まれた
集団の力
集団には力があります。
この日は全体で約20名。
枠としては1時間のプログラム。
準備運動に始まり、
頭の体操、
発声練習と全身の運動を行います。
座っているだけでは終わらない。
個別のリハビリではできない、
その人のスイッチが入る瞬間がありました。
集団の強みは「つられて動く」
1対1の関わりだと、「今日はやりたくない」など、
その人の感情が前に出やすい場面があります。
もちろんそれ自体は悪いことではないし、
尊重したい気持ちもある。
ただ、集団の中だと
少し事情が変わります。
「みんながやってるから、私もやらなきゃ」
この感覚が良い意味で
働くことがあります。
普段は運動習慣がない入居者様が、
周りを見ながらそっと手を動かしてくれたり、
最初は小さかった動きがだんだん大きくなったり。
“やる気を引き出す”というより、
動きやすい空気ができる。
集団体操に参加して、
その良さを改めて実感しました。
リハビリ職2名体制だからできる「役割分担」
私たちの集団体操の特徴のひとつが、
リハビリ職が2名で関わっていることです。
役割は大きく2つに分かれます。
前に立つ人(メイン)→全体へ体操を伝える。テンポを作り、モデルとなる。
サポート役→全体を見ながらその人なりの参加に落とし込む。また立位グループも同時で担当。
たとえば、
腕の上がりが弱い方や、
片手が動かしづらい方。
全体の動きは同じでも、
そのままだと
置いていかれてしまうことがあります。
そんな時に、
「ここはこういう形でも大丈夫ですよ」
「その角度で十分ですよ」
と、その人に合う形に変えていく。
この落とし込み”があるだけで、
入居者様の表情が変わることがあるんですよね。
できないから「やめる」ではなく、
できる形に変えることで「参加が続く。」
立位グループの方も同時に体操
この日も立位で運動できる入居者様向けに、
同時に立位グループも動かしました。
例えば、
・膝の屈伸
・足を横に開いて股関節の柔軟体操
安全面としては、
立位の運動中はテーブルに手を
ついたまま行い、
安心して動けるように整えています。
全体の流れを止めずに、
立位の方には立位の刺激を届けられる。
この並行運用ができるのは、
やっぱり2名で見ているからです。
集団だからこそ気づける
集団の中のほうが、
入居者様の特徴が見えやすいことがあります。
1対1では気づかなかった
「ここが苦手なんだな」
「こういう時に動きが小さくなるんだな」が、
集団の流れの中でふっと浮き上がってくる。
もちろん、その場で評価をするという話ではなくて、
関わる側が理解を深める材料が増える感覚です。
集団体操は、
入居者様にとっての運動の時間でありながら、
僕らにとっても学びの時間になっています。
変わる介護として、こういう実践を積み重ねたい
変わる介護として大事にしているのは、
「その人に合う形で参加が続くこと」と、
「一人ひとりの可能性が広がる場を作ること」です。
集団の力で動きが引き出され、
専門職の視点で参加が整えられ、
結果としてやってみようが増えていく。
派手なことではないかもしれませんが、
こういう積み重ねが
現場の空気を変えていくと信じています。
まとめ
集団体操を久しぶりに実施して、
集団体操の力と、
リハビリ職2名体制の価値を改めて感じました。
全体の一体感を作りながら、
その人に合う参加へ落とし込めるのが強みです。
・集団だと「つられて動ける」が起きやすい
・2名体制で全体進行+個別フォローが両立する
・座位/立位で同じ運動でも自然に個別性が出る
集団の場を使いながら、
入居者様の活動機会を設けていきます!
それではまた!

