「また来週」は危険信号。今日対応するべき3つの理由

みなさんこんにちは!
変わる介護の岩崎です。

今日のテーマは
【「また来週」は危険信号。今日対応するべき3つの理由】
です。

今回は、転倒の事例から学んだ
「小さな変化を見逃さない」
という視点についてお話しします。

一見軽く見える転倒でも、
重大な結果につながることがあります。

・転倒予防の実践に興味がある
・週1回30分のリハビリでもできる予防が知りたい
・「起きてから対応」ではなく「先に備える」視点を持ちたい

そんな方におすすめの内容です。
ぜひ最後までご覧ください。

目次

▼利用者様の状況

今回の利用者様は
普段から歩行が可能な方です。

体調に波があるものの、
日常生活は大きな問題なく送られ、
リハビリでは体調管理や
転倒予防の運動に取り組んでいました。

利用者様は日頃からすれ違った時に
笑顔で挨拶をしてくれるような素敵な方です。

▼起きた出来事

ある日、この利用者様が転倒されました。

その時は「大丈夫そう」という判断でしたが、
数時間後に痛みが生じ、
救急搬送されましたところ、
骨折が見つかりました。

転倒した直後は
大きな問題がないように見えても、
実は骨折をしている場合があります。

転倒は筋力やバランスだけでなく、
体調、注意力、環境など
複数の要因が重なって起こります。

そのため、軽微に見える転倒でも
安心はできません。

外から見える情報だけでは
本質が分からないと改めて感じました。

▼今日やるべき3つの視点

 今回の転倒をきっかけに
強く実感したことがあります。

それは転倒の対策を
軽んじていた自分がいたことです。

リハビリを利用される方の中には
週に1回30分という方がいらっしゃいます。

そのような方に対して
転倒の可能性を感じた際に
「また来週でいいか」
と考えていた自分がいました。

リハビリは週に1回30分かもしれませんが、
生活は毎日続きます。

週1回30分という限られた時間にも関わらず、
対応を後回しにしてしまっていた
自分に気づきました。

週1回30分の訪問だからこそ
今日やるべきことを明確にし、
先延ばしにしない姿勢が重要だと
今回の転倒から再度学ばせて頂きました。

今回改めて気づいたのは以下の3点。

1、小さな変化に気づく
利用者様の小さな変化に気づくため、
普段と違う動き、
ふらつき、表情などを観察する。

2、その日のうちに判断する
普段と異なる、
転倒につながる可能性を感じたら
今日できることをやる。

3、すぐにアクションを取る
一人でできないことはチームへの共有、
必要物品の手配など
誰かの協力を仰ぎながら実行する。

    時間が限られているからこそ、
    今日動くことが利用者様の生活を
    守ることにつながると実感しました。

    ▼まとめ

     今回の学びをまとめます。

    1、利用者様の小さな変化に気づく
    2、違和感があればその日のうちに動く
    3、一人でできないことは、チームの力を借りる

      リハビリは筋力を改善するだけでなく、
      未来の怪我や生活の質を守ることも役割です。

      「また来週」ではなく
      「今日できることを今日行う」ことが
      重要だと強く実感しました。

      それでは、また!

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