みなさんこんにちは!
変わる介護の岩崎です。
今日のテーマは
自主トレーニングです。
「自主トレ、続いていますか??」と聞くと、
「……はい、まあ」と少し目が泳ぐ。
病院や訪問現場でよくある光景。
リハビリの現場では自主トレを提案しますが、
続けられる人はかなり珍しい。
しかし、10年以上現場にいて感じるのは、
自主トレが続けられる人にはある体験が
ヒントになっていることがあります。
今日はそんな自主トレに関する
体験についてお伝えします。
なぜ、自主トレは続かないのか
「リハビリ=頑張るもの」
この思い込みが、
続かない原因の一つです。
義務感でやることは、最初はできる。
でも、
「今日くらいいいか」
という諦めの日が来ます。
そしてその「今日くらい」が積み重なると、
やらないことが普通になっていく。
これは意志が弱いのではありません。
人間の脳は「大変だと感じること」を
自然に避けるようにできています。
だから当たり前の反応で、
誰でもそうなります。
足のむくみが、じわじわ影響する理由
少し体の話をします。
「最近、足がむくんでいて……」
そんな声、よく聞きませんか。
このむくみ、
実は体のバランスと深く関係しています。
むくみが足の裏に溜まると、感覚が鲈くなり、
床に足がついている感覚が弱くなります。
靴下を二重に履いているような感覚
と言う人もいます。
地面との接触が鈍くなると、
脳は「どうやって立っているか」を
把握しにくくなります。
それが、バランスを崩し転倒へとつながる。
この状態を回避するために、
リハビリでむくみの
ケアをすることがあります。
そして、リハビリ中に効果があったら、
効果を持続させるために
自主トレを伝える。
この良い効果を持続させるための自主トレが、
続けられる人が非常に少ないのです。
「心地いい」が人を動かす
人が行動するとき、
2つのエンジンがあります。
「嫌なことを避ける」
「心地いいことをやりたい」
むくみの話は前者に関わるものでした。
でもそれだけでは、続かないんです。
必要なのは、もう1本の柱。
「やってみたら、気持ちよかった」
「なんか体が軽い」
「昨日より動けた気がする」
この小さな体験の積み重ねです。
「やらなきゃ」が「やりたい」に変わった瞬間、
自主トレは義務から習慣に変わります。
そしてその先に、
「言われなくても自分でやる」
という結果が生まれます。
実践報告:顔つきが変わった瞬間
ある入居者様の話です。
最初は「やらされている感」が
すごくあった方でした。
足のむくみが続いていて、
バランスも不安定な状態。
でも自主トレは「続けられない」と
仰っていました。
そこで、
自分でできる
「むくみを取るマッサージ」を
行うことを提案しました。
共に実施方法を確認しながら、
「楽になりましたか?」
と確認すると
「軽くなりました」と笑顔。
そこから運動に入ると、
明らかに動きが変わる。
「これを続けると足がもっと軽くなるんですよ」
という話すと、
「自分でできることはありますか?」
と質問が来るようになりました。
本人様の中で運動の重要性が上がったことで、
心地よい状態をどのようにしたら
継続できるのか?という質問が出ました。
ここまで来ると、自主トレが継続できる可能性が広がります。
「言われてやる」から「自分からやる」に切り替わるのは、
心地よさが一つのカギになると感じた体験でした。
まとめ
自主トレを続けてもらうための視点を大切にしています。
・義務感ではなく、心地よさをセットにする
・「心地よい」体験が継続につながる
リハビリは共にやる練習と
一人でもできる練習の両輪が大切です。
それではまた!

