みなさんこんにちは!
変わる介護の岩崎です。
今日のテーマは
【新人教育で大切なコミュニケーション
~4月入社の職員さんと歩む3ヶ月~】
です。
4月に入社した新しい職員さんが、 もうすぐ3ヶ月を迎えます。
一人立ちに向けて様々な経験を積んでもらっている中で、
改めてコミュニケーションの大切さを
感じる出来事がありました。
・新人教育の進め方に悩んでいる
・チーム一丸となった支援方法を知りたい
・効果的なコミュニケーション方法を学びたい
そんな方におすすめの内容です。
ぜひ最後までご覧ください!
▼3ヶ月目の職員さんから学ぶこと
4月に入社した職員さんは、
この3ヶ月間で着実に成長を続けています。
最初は緊張していた表情も、
今では笑顔で利用者様と接する姿が見られ、
こちらも嬉しくなります。
でも、成長と同時に出てくるのが
より専門的な判断を求められる場面。
先日も、ある利用者様の
歩行介助について相談を受けました。
▼歩行介助をめぐるコミュニケーション
その利用者様は、
室内・室外での歩行について
強い希望を持たれていました。
でも、安全面や今後の生活に必要な体力面を考えると
慎重な判断が必要な状況。
新人の職員さんからは、
こんな質問が出ました。
「利用者様の気持ちを大切にしたいけれど、チームとしてどこまで希望を聞いて良いのか分からない」
「チームとしてどのように進めるべきか?」
とても大切な視点だと思いました。
▼チーム全体で同じ方向を向くために
この相談を受けて、改めて感じたのは
チーム全体で同じ方向を向くことの重要性です。
一人ひとりが違う判断をしてしまうと、
利用者様が混乱してしまいます。
そこで私たちが実践しているのは、
1.まずは情報共有
・利用者様の要望を詳しく聞き取る
・現在の身体状況を正確に把握する
・家族様の思いも確認する
2. チームでの検討
・新人職員の意見も積極的に聞く
・ベテラン職員の経験を共有する
・代表も交えて方針を決定する
3. 決定事項の共有
・文字にして記録に残す
・全職員が同じ対応を取れるようにする
・変更があれば速やかに情報更新
この流れを大切にしています。
▼SNSツールを使ったコミュニケーション
変わる介護では、
日常的なやり取りに
SNSツールを活用しています。
でも、時には
「これで伝わっているかな?」
「相手に誤解を与えていないかな?」
と不安になることもあります。
特に新人の職員さんは、
「聞いて良いのかな?」
「こんなことで相談して良いのかな?」
と遠慮してしまうこともあるようです。
そんな時に大切にしているのが、
「いつでも聞いてください」
という雰囲気づくりです。
小さな疑問でも、
「ちょっと確認したいことがあります」
と気軽に相談してもらえる環境。
これがあるかないかで、
サービスの質は大きく変わると感じています。
▼文字だけでは伝わらない「雰囲気」
テキストでのやり取りは便利ですが、
どうしても伝わりにくいのが「雰囲気」です。
相手の表情や声のトーンが分からないと、
同じ言葉でも受け取り方が変わってしまいます。
だからこそ、文字でのやり取りを
より丁寧に行うよう心がけています。
・感情が伝わるような表現を使う
・相手の気持ちに配慮した言葉選び
・必要に応じて電話や対面での確認
こんな小さな配慮が、
チーム全体の雰囲気を良くしてくれるんです。
▼新人教育で大切にしていること
3ヶ月という期間を振り返って、
新人教育で特に大切だと感じるのは以下の点です。
1. 安心して質問できる環境づくり
「こんなこと聞いて良いのかな?」
という遠慮を取り除くこと。
2. 段階的な責任の移行
いきなり大きな判断を任せるのではなく、
少しずつ経験を積んでもらうこと。
3. チーム全体でのサポート
一人の先輩だけでなく、
みんなで育てていく意識。
4. 利用者様の視点を忘れない
私たちの都合ではなく、
常に利用者様にとって最良の選択を考えること。
▼まとめ
新人教育を通じて改めて感じるのは、 コミュニケーションの大切さです。
・いつでも相談できる雰囲気づくり
・チーム全体で同じ方向を向く仕組み
・文字だけでなく「気持ち」も伝える工夫
これらがあることで、 職員一人ひとりが安心して働け、
結果として利用者様により
良いサービスを 提供できるのだと思います。
それではまた!